ブログをご覧いただきまことにありがとうございます。
松下孝建設ホームアドバイザーの池田です。
空模様が昨日からガラッ!!と変わって雨模様ですね。
地域によっては激しく降っているようなので、
車の運転など、くれぐれもお気をつけ下さい。
24時間計画換気システムで、気密の重要性や換気装置、換気方法などは
よく話題になりますが・・・
換気システムで使用される配管計画やダクト径などはあまり話題になりません。
次世代省エネルギー基準の住宅は、
2時間で1回、家中の空気が入れ替わるように設定されています。
(居室空間はもちろん、お風呂、トイレ、洗面、押入れ、収納部分などすべての空気)
ということは、動かさなければならない空気の量は一定ということになります。
当然のことながら・・・
ダクトが細ければ、中を通る空気のスピードは速くなり
ダクトが太ければ、ゆっくりと空気は流れます。
ダクトが、複雑に配管されれば、空気の流れは鈍くなり
ダクトが、シンプルに配管されれば、空気はスムーズに流れます。
細いダクトと太いダクト どちらが良いのか?
複雑な配管とシンプルな配管 どちらが良いのか?
住宅の24時間計画換気に求められる事は?
① 家中の大量の空気を2時間で1回、入れ替えなければならない
② 24時間動作しているので、消費電力を抑えたい
③ 長期間生活する住宅で、配管が詰まるなどのトラブルを避けなければならない
など・・・・
いろいろ考えると、難しくなってきました。
イメージしやすい例を1つ。
ストローで果肉入り(住宅でいうとホコリ等)のジュースを飲むときを考えてみましょう
【 研究テーマ 】
少ない力(吸引力で)コップ1杯のジュースを効率よく
かつ、果肉が詰まらないように飲もう!!
あなたは・・・
細いストローと太いストロー・・・
どちらを選びますか?
真っ直ぐなストローとグルグル回っているストロー・・・
どちらを選びますか?
私なら、迷わず太いストローで真っ直ぐなタイプを選びます。
住宅の換気システムも同じです。
太いダクトでシンプルな配管をすれば、
空気がストレートにゆっくり流れ、途中で目つまりを起こすリスクを低減し、
かつ、少ない電力で空気を動かすことが可能です。
一般的な高気密・高断熱住宅の換気ダクトは、
直径が50mmの蛇腹ダクトを使用しています。
これが、太いのか?細いのか?
松下孝建設のダクト径と比較すると非常に細いです!!
松下孝建設のダクト直径は100mmが基準、
根元部分や基管部分では125mmを使用しています。
直径は50mmの2倍ですが、
断面積に直すと4倍の太さになります。
難しい数値で表すと、
空気が流れる際に発生する圧力損失(抵抗)であらわすと、
空気の流れる速さが早いほど抵抗が大きくなるので、
50mmのダクトは、100mmのダクトの32倍抵抗を受けることになります。
↑シンプルな配管で、太いダクトを使用する。
松下孝建設は、鹿児島の高気密・高断熱住宅のパイオニアとして
20年近くの実績があります。
注文住宅で培ってきたシンプルなダクト配管のノウハウ・・・
排気計画の妙・・・他にも考えなければならない事はたくさんあります。
まだまだ、書けます。
24時間計画換気システムは、高気密・高断熱住宅にとって
非常に大切なシステムです。
住まわれる方の健康を大きく左右する側面もあります。
松下孝建設の『こだわり』について、詳しくお知りになられたい方は、
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