2012年度税制について

matsushita

2011年12月11日 10:45

ブログをご覧いただきまことにありがとうございます。

松下孝建設ホームアドバイザーの池田です。


2012年度税制の大綱が10日未明に閣議決定されました。

住宅に関する改正点については

① 親や祖父母から住宅購入資金を援助しもらう際の贈与税の非課税枠の拡充・延期

② 省エネ住宅における住宅ローン減税の見直し

となっております。



① 親や祖父母から住宅購入資金を援助しもらう際の贈与税の非課税枠の拡充・延期について

2012年から2014年までの住宅取得に関わる贈与税の非課税枠は以下の通りとなります。




1) 贈与税の基礎控除 110万円 (住宅取得目的にかかわらず非課税)

2) 通常の住宅を取得資金を親・祖父母から贈与された場合
     2012年 : 1000万円
     2013年 : 700万円
     2014年 : 500万円

3) 更に、省エネ性・耐震性能の高い住宅の場合
     非課税枠を500万円上乗せ

となっております。

詳しくは、お近くの税務署又は、松下孝建設ホームアドバイザーまでお問い合わせ下さい。


② 省エネ住宅における住宅ローン減税の見直しについて

2012年度 住宅ローン控除につて
  
  ・ 通常の住宅 : 10年間で300万円

  ・ 「認定省エネ住宅」 : 10年間で400万円

  ・ ちなみに・・・2011年現在の住宅ローン控除 : 10年間で400万円


『認定省エネ住宅(仮称)』・・・・・・また、新しい言葉が出てきました・・・・・・

2011年新築住宅のうち、次世代省エネ基準を満たす住宅はたったの4割・・・・

2020年の義務化に向けてまだまだ不安の残る現状です。

あと8年後には、建築すらできなくなる住宅(次世代省エネ基準を満たさない住宅)がなんと6割・・・・



こだわりの新築です



大きな買い物、近い将来を見越して現在の優遇制度をしっかり利用した、

価値ある住宅づくりを検討されてみてはいかがでしょうか?


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