2012年01月08日
ゼロエネルギー元年!!
ブログをご覧いただきまことにありがとうございます。
松下孝建設ホームアドバイザーの池田です。
あけましておめでとうございます。
2012年は住宅業界において国の施策が大きく変わる年となりそうです。
そいった状況の中で、これから家づくりを検討されている皆様にとっても、
そして、すでに新築住宅にお住まいの方にとっても役立つ情報を、
ブログという発信力を活用してお伝えしていければと考えております。
本年も、よろしくお願いいたします。
【ゼロエネルギー住宅】
この言葉を聴いたときにどのようなイメージを持たれますか?
「そりやぁ、光熱費ゼロの家・・・だろう」
「○○○○ハイム」
など、大手メーカがここ数年CMなどで盛んに宣伝しているので
太陽光発電などの売電による光熱費の収支がゼロ円で収まる住宅のことだろう
とイメージされる方が多いのではないでしょうか?
実は、この光熱費がゼロになる住宅は、【ネットゼロエネルギー住宅】と言います。
オール電化住宅なら
深夜電力が1Kw8円、リビングタイムで20.55円、デイタイム夏季32.73円、その他27.23円
それに対し売電は1Kw当り42円と買電価格と売電価格との間に大きな違いがあり、
家計的にはゼロ円になるかもしれませんが、
エネルギー消費量で考えてみると使われた量と発電した量が必ずしも同じではないことになります。
そこで、このエネルギー消費量と創エネルギー量が同じになる住宅を
【ゼロエネルギー住宅】と呼びましょう・・・・・
ということで、
現在、エネルギー消費量と創エネルギー量の評価方法を国が検討しており、
2012年9月ぐらいを目処に『新次世代省エネルギー基準』として打ち出そうとしています。
2020年には、この新しい基準を新築住宅に義務化し、この基準を満たさない住宅は建築許可が下りなくなります。
【ネットゼロエネルギー住宅】・・・・「買電気代 = 売電気代」
【ゼロエネルギー住宅】・・・「エネルギー消費量 = 創エネルギー量」
国も義務化をすすめる以上、”補助”を検討しています。
昨年末の12月24日12年度閣議決定された12年度予算案では、
中小工務店を対象にゼロエネルギー住宅支援策として、
ゼロエネルギー化に伴う掛かり増し費用(通常の住宅を建設する場合との比較増分)の半分を助成
(戸当り補助金限度額165万円)
とする予算案を国土交通省と経済産業省が共同で実施する方向で盛る込まれています。
今後は、省エネ住宅の物差しが、国から「ゼロエネルギー住宅」という明確な目標として
提示されることになります。
住宅の資産価値という側面から考慮しても
8年後には建築許可がおりない省エネ性に劣る新築住宅を建てるのか?
それとも、
8年後の基準を充分に満たす省エネ住宅を今のうちから建てるのか?
新築をお考えの皆様も、じっくり検討されてみる一つの物差しになるのではないでしょうか?

↑
松下孝建設の基本理念である
鹿児島の気候風土に最も適した住宅づくりに沿って企画・立案・設計・様々な計算・検討を重ね
「鹿児島型のゼロエネルギー住宅」実験棟として、近畿大学の岩前篤教授の協力を頂いて建築中の宇宿モデル
只今、オーナー募集中です
お問い合わせ、資料請求はコチラまで
松下孝建設ホームアドバイザーの池田です。
あけましておめでとうございます。
2012年は住宅業界において国の施策が大きく変わる年となりそうです。
そいった状況の中で、これから家づくりを検討されている皆様にとっても、
そして、すでに新築住宅にお住まいの方にとっても役立つ情報を、
ブログという発信力を活用してお伝えしていければと考えております。
本年も、よろしくお願いいたします。
【ゼロエネルギー住宅】
この言葉を聴いたときにどのようなイメージを持たれますか?
「そりやぁ、光熱費ゼロの家・・・だろう」
「○○○○ハイム」
など、大手メーカがここ数年CMなどで盛んに宣伝しているので
太陽光発電などの売電による光熱費の収支がゼロ円で収まる住宅のことだろう
とイメージされる方が多いのではないでしょうか?
実は、この光熱費がゼロになる住宅は、【ネットゼロエネルギー住宅】と言います。
オール電化住宅なら
深夜電力が1Kw8円、リビングタイムで20.55円、デイタイム夏季32.73円、その他27.23円
それに対し売電は1Kw当り42円と買電価格と売電価格との間に大きな違いがあり、
家計的にはゼロ円になるかもしれませんが、
エネルギー消費量で考えてみると使われた量と発電した量が必ずしも同じではないことになります。
そこで、このエネルギー消費量と創エネルギー量が同じになる住宅を
【ゼロエネルギー住宅】と呼びましょう・・・・・
ということで、
現在、エネルギー消費量と創エネルギー量の評価方法を国が検討しており、
2012年9月ぐらいを目処に『新次世代省エネルギー基準』として打ち出そうとしています。
2020年には、この新しい基準を新築住宅に義務化し、この基準を満たさない住宅は建築許可が下りなくなります。
【ネットゼロエネルギー住宅】・・・・「買電気代 = 売電気代」
【ゼロエネルギー住宅】・・・「エネルギー消費量 = 創エネルギー量」
国も義務化をすすめる以上、”補助”を検討しています。
昨年末の12月24日12年度閣議決定された12年度予算案では、
中小工務店を対象にゼロエネルギー住宅支援策として、
ゼロエネルギー化に伴う掛かり増し費用(通常の住宅を建設する場合との比較増分)の半分を助成
(戸当り補助金限度額165万円)
とする予算案を国土交通省と経済産業省が共同で実施する方向で盛る込まれています。
今後は、省エネ住宅の物差しが、国から「ゼロエネルギー住宅」という明確な目標として
提示されることになります。
住宅の資産価値という側面から考慮しても
8年後には建築許可がおりない省エネ性に劣る新築住宅を建てるのか?
それとも、
8年後の基準を充分に満たす省エネ住宅を今のうちから建てるのか?
新築をお考えの皆様も、じっくり検討されてみる一つの物差しになるのではないでしょうか?
↑
松下孝建設の基本理念である
鹿児島の気候風土に最も適した住宅づくりに沿って企画・立案・設計・様々な計算・検討を重ね
「鹿児島型のゼロエネルギー住宅」実験棟として、近畿大学の岩前篤教授の協力を頂いて建築中の宇宿モデル
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Posted by matsushita at 20:12│Comments(0)
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